2020.06.08
第1章12010年6月 最後の賭けでイギリスへ
今からちょうど10年前の2010年6月6日、成田発11時の便で私はロンドンに向かっていた。
目的はバーミンガムに有るHIS hair clinic https://www.hishairclinic.com/
薄毛への抗い
坊主頭やスキンヘッドのスタイルで薄毛に悩んでおられる皆さんは良くお分かりかと思うが地肌の色あいが薄毛の人のそれと元々フサフサな人のそれとは全くの別物であるということ。具体名をあげるとお笑いのあばれる君と元プロボクサーの亀田興毅の違い、わかりますよね(笑)スキンヘッドにしても地肌がフサフサな人はある意味青々としている。亀田なんかもう真っ黒な感じ。ここが一番の大きなポイントで薄毛とそうでない人の境界線だということ。
兎に角私の頭皮はこんな感じだった。もともと髪の毛も細かったのだが密度も加齢とともに薄くなりサイドには大きな事故の傷痕。後頭部にはそれを修復する為に施した植毛の傷痕。
HIS ヘアークリニックとの出会い
ある時偶然に海外のサイトで上記のHIS ヘアークリニックを見つけた。
今でこそ彼らのHPは冒頭に貼ってある中身の通り動画やら満載の立派なモノだが10年前のそれは動画も無くビフォーアフターの写真が20〜30人程度載ってて、英文(勿論そうだが)で色々説明されている数ページがあったくらいだ。料金表も無い。
でもとにかくビフォーアフターの写真に魅入られた。地肌感満載のハゲスキンの外人の頭に毛根みたいな点々がいっぱい増えて、頭皮がある意味真っ黒のフサフサなスキンヘッドに生まれ変わってる❗️
おまけに私と同じような植毛の傷痕が有る人もここでやってもらって傷痕がキレイに消えてる❗️
なにこれ‥‥すごいな‥‥
こんな事が本当に可能なのか‥
これが本当に写真そのままならある意味革命的な施術だ。
これしか無いと自分の中で直感的に決めた。
イギリスに行こう!
これが2010年4月のこと。
運良く当時ロンドンに知り合いがいてこのHISヘアークリニックなるところへのコンタクトを依頼した。しかし電話も不在、メッセージ残すも1週間とか返事も無く(後で聞いたが当時は創始者の2名のみで全ての業務をこなしていて、且つヨーロッパのあちこちも回ってたらしい)
少し心配になったがやっとのことで6月の予約が取れたと連絡があった。
施術は3回に分けて日程を空けながらとの事。
そうなんだ、1日では終わらないのね(・・;)そんな事HPには載って無かったけどまぁ良いや。
6月8日、11日、14日の施術の予約で日本を6日に発っての17日帰国で予定を組んだ。
たまたま偶然ネットで見つけたサイトに賭けて50歳を過ぎたおっさんが
約2週間かけてイギリスまで未知の施術を受けに行く事になった(笑)
これが今のSPJの起源となる第一歩