2019.10.01 円形脱毛症 全頭型 頭頂部の角には自毛がありますが、剃ると無毛のように感じます。 完成です。施術直後の写真ですので赤みが少しありますが、写真右下の拡大ボタンで近距離の雰囲気をご覧ください。 全頭型円形脱毛症と診断されてから30年が経つクライアント様です。 その間、髪が生えそろう事もあったり、今の状態になったりと、脱毛を繰り返してきたが、ここ10年くらいは変わらないという事で、トリートメントを施す事となりました。 この方の場合は後頭部に自毛が残っているので、その感じに合わせるようにします。 今まではカミソリで剃っていましたが、自毛が細く、剃ると存在感がないので、バリカンで刈った状態に合わせる事にしました。 その工程を説明したいと思います。 ビフォー。耳上~後頭部に少し自毛が残っていますね。 ビフォー。後頭部は自毛が強いので、円形脱毛がはっきりわかります。 2回施術時です。初回の定着を見て、薄いインクで全頭を施術することにしました。 (直後の写真なので濃さはわかりませんね) 2回終了時です。襟足の感じは現れましたが、円形脱毛部はドット数が足りていないので脱毛感が見えていますね。 3回終了時です。長時間施術を組み込んだので3回でこの雰囲気になりました。 前の写真よりカバーされたと思いますが、もう一息ですね。 施術直後の写真ですが、自毛との感じと合ったと思います。 年齢も考慮し、フロントラインをあまり下げずに自然な感じを出しました。