2020.08.28
MRI検査とヘアータトゥー
MRIはMagnetic Resonance Imagingの略,で、核磁気共鳴(nuclear magnetic resonance, NMR)現象を利用して生体内の内部の情報を画像にする方法とあります。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%85%B1%E9%B3%B4%E7%94%BB%E5%83%8F%E6%B3%95)
MRIの検査では体内に何らかの金属がある方で、その金属や医療機器が検査前にはずせない場合、MRI検査が受けられなくなる事もあるようです。
ヘアータトゥーのインクには多様な金属が含まれるので体内に残存する金属がMRIの強力な磁気共鳴により影響を受けることが懸念されます。しかしながら、海外データを参照し、海外Practitionerからの情報を収集した範囲ではMRI検査に支障が出ないと判断できます。
海外には10.5-tesla magnet という特殊なMRI機器もあるようです。そのため、国内外を問わずより強力なMRI機器で検査を受ける際には注意が必要です。そのほかにもヘアータトゥーのインクの種類やクライアント様ごとに異なる体質、現在受けている治療等で想定外の可能性が懸念される場合、事前に医師や検査技師に申告しておくことが必要です。
それゆえに、クライアント様自身も詳細を把握し、万が一不具合が出た場合は速やかに担当者に報告するておくという点が重要になります。そして、MRIの検査を承諾した医療従事者と検査技師もTATTOOの部位、検査による異常の可能性と対応方法を把握しておく事が必要とされます。