2020.02.17
理想的なヘアータトゥー
ヘアータトゥーをはじめアートメイクなどでも青く変色し滲んでしまった施術例を目にすることがありますが、これは皮膚構造を理解せず真皮(Dermis)を超えた深い皮膚組織へインクを注入してしまうことが原因のひとつとされています。
そして、皮下組織へとインクが流入するとドット同士がくっついてしまい、マイグレーションという滲みのような現象も起こります。ヘアータトゥーの症例で青い色調が顕著にでてしまケースが頻繁に見られますが、これはインクの性質に加え、強すぎるプレッシャーと適切な皮膚層へインクを注入できていないことが理由です。
Migrationを回避するため、SPJのPRACTITIONERは表皮(Epidermis)と真皮(Dermis)の間の正確な位置へインクを注入することに全神経を集中させます。この皮膚の層には毛細血管も張り巡らされ、各クライアント様の皮膚の性質?でインクを注入する深さが異なってくるので、皮膚の質感や頭皮の張りなど複数の要素からSWEET SPOTを見極めることが必要です。
そのため、SPJでは施術開始とともに幾つか試験的なドットを打ち短時間で適切なインク注入の層を見極めます。
このピンポイントで注入されたインクの粒子はより長いスパン、大半は数年単位で皮膚内部に残存する事が可能です。