2017.09.27
スタッフが海外研修で「ヘアタトゥー」のスキルアップ その②
前回の投稿に引き続き、海外研修のお話です。
前回の投稿、オランダ研修を無事済ませ、今回はトルコへ。
オランダでは男性指導者でしたが、トルコは女性の指導者です。
トルコのサロンとはスキル交換をしており、技術において私どもSPJとは信頼関係にあります。
このトルコのサロンは、国からも認められたアートメイクの学校であり、
ヨーロッパの国々に出張指導しています。
今回SPJのスタッフが研修修了したあとも、ドイツへ指導へ行く予定があったそうです。
オランダのテクニックともまた少し違うものがあり、比較することにより、
より高度な技術を習得できたと思います。
オランダには色々なバックグラウンド(人種)の人が住んでおり、お客様も様々だったのに対して、
トルコでは美意識がかなり高い女性たちが集まっていたように思います。
もちろん、そのような方々に施術するわけですから、失敗は許されません。
トルコの女性の眉の好みは、とにかくはっきりくっきりとした眉です。
そこが日本女性とは違いますね。(日本の女性もマックコスメの美容部員さんなんかは、このようなくっきり眉が素敵ですが。。。)
西洋と東洋の眉の生え方の違いも講習をうけました。これをもとに雑誌などでモデルさんの眉をじろじろとみていましたが、特にファッション雑誌なんかの「現代社会」、「ViVi」なんかに出ているモデルさんはミックス(ハーフとかクオーターとか)が多いので、正直、「西洋はこれ‼」「東洋はこれ‼」という眉カテゴリーに分けるのも難しいのが現実です。
とにかく、眉は顔の一部であり、全体のバランスありきで成り立っています。
ここは髪型と同じ考え方です。
タレントさんの髪型をまねしたくても、頭蓋骨の形、輪郭、髪質が違えば、
同じカットをしても違う髪型にみえるように、
眉も、「この人と同じ様に!」と注文を出しても、骨格が違えば、
お客様の顔を台無しにしてしまう恐れがあります。
眉アートは“眉毛を描く手間を省くために施す”のが理由の1つではあっても、
顔を台無しにするようなアートだったら誰も施術しませんよね。
長くなりましたが、次回へつづきます、、、
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